今回は40歳代以上の⽅に向けて書いています。
皆さんは⾃分の将来の事はもちろん考えていると思います。
⼦供の進学・就職・結婚・孫の成⻑、⾃分やパートナーの⽼後など、
ちょっと⼼配だけど楽しみな将来を想像して、いろんな計画を⽴てていらっしゃると思います。
ですが本当にそれだけでいいのですか?
何か忘れていませんか?
親のことです。
私たち(筆者は50歳代)世代は、親のことをまず先に考えておかないと、後で⼤変苦労する事になります。
⾃分の親や義理の親と、今後について話したことがありますか?
介護が必要になったらどうするのか、
施設に⼊りたいのか、
⾃宅で介護して欲しいのか、
認知症になったらどうするのか、
⾃分の死後、葬儀やお墓はどのようにして欲しいのか、
家はどうするか、
相続はどのように考えているのか。
なかなか聞けませんよね。例え⾃分の親であっても。
終活をすすめたいけど、なかなか⾔い出せない、切り出せない。
どうすすめていいのか分からない。「そろそろ死に⽀度をして」と⾔ってるようで。
以前、開催した終活セミナー終了後に参加者から
「親の家には物が多く、⽚付けたいけど、なかなか捨てさせてくれない。どう説得したらいいか」と質問された事があります。
私たちの親世代は物をなかなか捨てる事が出来ず、溜め込む傾向にあります。
紙袋やお菓⼦の空き箱・空き⽸、段ボールなどは、⼤きなオブジェが作れそうな程あって、押し⼊れや物置は満杯。
布団は何⼈泊まれるのだろうという程あります。
物を⼤事にすること⾃体はとても⼤切ですが、⼤事にし過ぎてずっとしまったままでは、もっともったいないという事に気付いてないのです。
⼈間は⽣まれたからには必ず死にます。これは絶対です。
そして少しずつ少しずつ、⽬に⾒えない速度で衰えていきます。
それは親も理解しています。ですが、これからの⼈⽣の中で今⽇が⼀番若いとは気付いてない。
親もこれからの事を考えて、あれをやっておこう、これをやっておこうと思ってはいるけど、
明⽇は今日の延長としか思っていないから、やらなきゃと思っている事も先延ばししてしまうのです。
では、そう思っている親にどうやって終活を始めて貰うか。しかも真剣に。
それは結構簡単です。⾃分がお⼿本になるのです。
親と⼀緒にいる時間に、親が⾒ている前で、エンディングノートを開いてください。
⾃分だったらどうするか、どうしたいかを真剣に考え、ノートに書いてみてください。
親はあなたが真剣に考えている姿を⾒て、何を考えているのか気になります。
その様⼦がうかがえたら、こう⾔ってみましょう。
「これから先の事を少しは考えて、⾃分の希望を書いておこうと思って。
コロナや⼤⾬、地震も。何が起きるか分からないからね。」
親よりも⼦供が先の事を考え始めていると知れば、⾃分も考えないわけにはいきません。
少しでも興味を持ってもらえたら、後は⼀つずつ聞いていくだけです。
「私のお気に⼊りのネックレスは、娘に形⾒として⼤切にして欲しいな。お⺟さんは私に引き継ぎたい⼤事なものって何?」
「私はこんなお葬式をして欲しいけど、お⽗さんはどんな風にして欲しい?」
「そうだ!今度⼀緒に、葬儀場の⾒学に⾏ってみない?」
「お⽗さんの友達ってたくさんいたよね。連絡先の⼀覧表とか作ってある?」
ここで⼀つ注意して欲しいのは、あくまでも⾃分⾃⾝の終活を、
お⼿本として貰っていることを忘れないでください。
終活をしているフリをするだけでは、親も真剣に取り組んではくれません。
どう考えているのか、どう思っているのかを聞き出したいのであれば、
まず⾃分の考えや気持ちを伝えてから、聞くようにしてください。
そうすると、結構スムーズに話してくれる⽅が多くいます。
終活を始めて欲しい⼈に、いきなり物の⽚付けをすすめるのはハードルが⾼過ぎます。
最初の⼀歩を間違えると、意固地になってしまったり、終活⾃体を拒絶したりします。まずは気持ち(想い)を整理する終活から始めてみてください。
終活は、終活を⾏う本⼈にも、周囲の⼈にとっても良いことしかありません。
メリットしかない終活をやらないなんて、もったいない!
今すぐ⾏動に移しましょう!
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