みなさんこんにちは!
青い空に飛行機雲が映える休日は、布団干しにせっせと勤しむポータルハートサービスの篠田です。とはいえ、ほとんど娘が動き私は指示を出すだけですが(笑)
さて、今回のテーマは
「市営・県営住宅の退去前に知っておきたいこと」
です。
市営・県営住宅の退去とアパート退去とは少し内容が違いますので注意が必要です。また市営・県営住宅の築年数によっても多少違いがあります。スムーズにストレスフリーで退去できるように、経験をもとに片付けのプロがアドバイスをさせていただきます。
「市営・県営住宅の退去前の準備」
次に入居後に取り付けた、備え付けではないものを取り除きます。これが意外と大変です!!
1)押しピン
2)釘
3)フック
4)お守りの札
5)神棚
6)収納棚
7)アコーディオンカーテン(レールも)
8)ベランダの鳥除けネット
9)日よけすだれ
10)トイレのウォシュレット便座
11)手すり
などなど。
また壁に貼ったポスターやシールなどもすべて剥がさないといけません。ガラスに貼ったシールや時間が経過したシールは剥がれにくくなっているため量販店で販売しているシール剥がしが有効です。(ポータルハートサービスも実際に使用しています)
畳の表替えには仕様、ふすま紙の張替は工法が決まっていますので注意が必要です。
1)畳表の仕様
畳表の縦糸が綿糸のもので、JAS2等のもの又は同等以上の品質のもの。 ※畳の裏返しではない
2)ふすま紙の仕様及び工法
ふすま紙は引手帯とし新鳥の子程度、縦目は設けず1枚ものとする。上張り紙は四周の周囲骨より10mm程度はみ出す大きさとし、周辺10mm部分にのり付けし、周囲骨の側面に織り込んで張り付ける。
※建築工事監理指針より抜粋
このように細かく定められています。畳の表替えやふすま・障子紙の張替には最速で3日、最長で1ヶ月かかる場合がありますので早めの予約が必要です。
また明け渡し検査の際に領収書(内訳・枚数等のわかるもの)を必ず持参しないといけません。
各部屋の室内はもちろん、ガラス・サッシなどもきれいに清掃します。特に台所の流し台や換気扇内外の油汚れは入念に清掃します。吊戸棚や天窓がある場合は忘れがちになりますので注意してくださいね。明け渡し時に清掃が行き届いていないと再検査になる場合があります。
引越準備をしながら、使用頻度の低い箇所から少しずつ清掃していくといいですね。